2019年5月試験 実技[金財・個人] 5問目

湯豆腐さん
(No.1)
Aさんが、原則として65歳から受給することができる老齢基礎年金および老齢厚生年金の年金額(2018年度価額)を計算した次の<計算の手順>の空欄①~④に入る最も適切な数値を解答用紙に記入しなさい、での質問です。
3問目の経過的加算の計算部分で
1,625円×480月-779,300円×480/480月
となっておりますが、これは1961年以後の20歳から60歳未満での厚生年金保険の被保険者月数が加味されるで、Aさんが18~20歳に到達するまでの月数を引き算するのではないのでしょうか。具体的にはAさんは18歳から厚生年金保険に加入しているので、後半部分の779,300円×480/480月が779,300円×472月/480月になるのではないかと考えました。しかし回答では480月/480月と計算されているため、理解できませんでした。どなたかこの疑問にご教授頂けないでしょうか。
2021.04.12 21:44
管理人
(No.2)
たぶんこの問題だと思います。
https://fp2-siken.com/kakomon/2019_5/kojin/01.html

Aさんは18歳から60歳まで厚生年金の被保険者ですので、20歳以上60歳未満の厚生年金保険の被保険者月数は当然に「12月×40年=480月」となります。逆に伺いたいのですが、どのような計算で472月が出てきたのでしょうか?
2021.04.14 18:46
湯豆腐さん
(No.3)
ご回答ありがとうございます。確かにそういうふうに考えれば480月になりますね。私は18~20歳に到達する2年間が引き算され、24月がマイナスになると考えました。ですから、2003年3月以前の132月から24月を引いて108月、そこから2003年4月以後の364月を足して472月という計算になりました。

ですが、よくよく考えてみると、1961年以後の20歳以上~60歳未満と記載されているため~以上~の部分は20歳を含めます。そのため、2003年3月以前の132月から引くのは12月で120月、そこから2003年4月以後の364月を足して484月(上限480月)。
このような計算で腑に落ちたのですがこの考え方は間違っているでしょうか。
2021.04.15 00:50
管理人
(No.4)
18歳の誕生月というのは一般的に高校に在学中です。なのでFP検定の説例では18歳から20歳までの24月全てを除外することはまずありません。

本問においてもAさんは8月生まれなので、(説例の月数から逆算すると)高校卒業後の翌年の4月から働き始めたという事例となります。そうすると18歳の4月から19歳の7月までの16月が、20歳未満の厚生年金被保険者期間ということになるかと思います。
2021.04.15 12:19
湯豆腐さん
(No.5)
丁寧な解説ありがとうございます。確かに18歳では高校に在学中が一般的ですね、事例をすっかり見落としていました。色々とお手数をお掛けして申し訳ありませんでした。
2021.04.16 00:15

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