第三者割当増資について

かむさん
(No.1)
第三者割当増資の解説で"既存株主に関わらず"と"既存株主以外"と両方の解説がありますがどちらが正しいでしょうか。

2015年10月学科試験 問10 選択肢2
不適切。第三者割当増資は、既存株主であるか否かに関係なく、特定の第三者に新株引受権を与え、新たに株式を発行して資金を調達する方法です。

2013年 9月学科試験 問10 選択肢1
不適切。第三者割当増資は、既存の株主以外の特定の第三者に株式を発行して資金調達する方法です。
2022.05.11 10:44
マルさん
(No.2)
お答えしますね。

2015年10月学科試験 問10 選択肢2
不適切。第三者割当増資は、既存株主であるか否かに関係なく、特定の第三者に新株引受権を与え、新たに株式を発行して資金を調達する方法です。

こちらが正しいです。

第三者割当増資は新規、既存株主問わず「特定の第三者」に新株を引き受ける権利を与えるものです。
2022.05.11 10:55
マルさん
(No.3)
少し補足しますね。
増資には次の3つがあります。

・株主割当増資→これは新株を引き受ける権利を既存の株主に与えるものです。

・第三者割当増資→これは新株を引き受ける権利を既存、新規問わず「特定の第三者」に与えるものです。この特定の第三者と言うところがポイントです。まあ、ざっくり言うと特定の第三者一人だけ贔屓すると言ったらちょっと語弊があるか・・まあ、イメージとしてはそう思ってください。この第三者割当増資をすると既存株主の権利が希薄になりますので、既存株主の保護のためルールがありますが、ここではその説明は割愛します。基本第三者割当増資は、その会社と友好な関係の取引先宛てがよく使われます。

・公募増資→既存株主や関係者関係なく、広く一般投資家に対して株主を募集する方法です。
2022.05.11 11:32
マルさん
(No.4)
2013年 9月学科試験 問10 選択肢1
不適切。第三者割当増資は、既存の株主以外の特定の第三者に株式を発行して資金調達する方法です。

この問題の正解を導き出すのには影響しませんが、第三者割当増資の解説が誤解を与えかねないので、訂正依頼を出しときました。
2022.05.11 11:57
かむさん
(No.5)
丁寧にわかりやすい解説ありがとうございました!
2022.05.11 15:18

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