• Home
  • FP2級掲示板
  • [1653]相続開始前3年以内の被相続人からの財産贈与について

相続開始前3年以内の被相続人からの財産贈与について

マーベラス中山さん
(No.1)
「相続開始前3年以内に暦年課税制度により被相続人から贈与を受けた者が、相続や遺贈により財産を取得した場合」や、「暦年課税による贈与を受けたが、相続や遺贈により財産を取得しなかった場合」がいまいちピンときません。特に後者ですが、贈与で財産を受け取ったけど、相続の時にやっぱいらないですみたいな感じでしょうか。
また、「相続時精算課税制度の適用を受けて贈与により取得した財産」の税金を払うタイミングは、贈与税と同じで贈与を受けた年の翌年の3月15日でしょうか。それとも相続税と同じで相続の開始があったことを知った日から10ヶ月以内でしょうか。
後半は試験に直接関係ないと思いますが、ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えていただきたく思います。
2023.01.21 21:01
Bigfeetさん
(No.2)
「暦年課税による贈与を受けたが、相続や遺贈により財産を取得しなかった場合」とは、例えば「Aは末っ子の三男Dにマイホーム用の土地を贈与した。遺産までDにあげてしまうとバランスが悪いので、遺言には『財産を長男Bと二男Cに2分の1ずつ相続させる』と書いた」というような事案におけるDのことを指します。
贈与を受けた財産を手放したわけではなくて、Aが亡くなったタイミングで新たに取得した財産がなかったというケースです。
2023.01.21 22:47
管理人
(No.3)
>「相続時精算課税制度の適用を受けて贈与により取得した財産」の税金を払うタイミングは、
特定贈与者の死亡前に受贈した財産は贈与税として申告するので、翌年3月15日までです。

特定贈与者が死亡したときには、相続時精算課税の適用を受けて受贈した財産の全額を相続税の課税価格に合算するので、相続税の納期限と同じ10ヶ月です。
2023.01.21 23:18
マーベラス中山さん
(No.4)
Bigfeetさん、わかりやすい説明ありがとうございます!
管理人さんも後半部分に答えていただきありがとうございます!

直前で憂いの一つがなくなりました!
2023.01.22 07:25

返信投稿用フォーム

スパム防止のために作成日から2カ月以上経過したスレッドへの書き込みは禁止されています。

その他のスレッド