火災保険の比例てん補について
はんきちさん
(No.1)
前提として、保険金額が保険価額の80%未満の場合、比例てん補が適用され、下記式での損害保険金となると認識してます。
式 損害保険金=損害額×保険金額/(保険価額×80%)
保険価額=2000万円 に対し、
保険金額=1500万円 (=保険価額の80%未満)
の保険を契約していて全損(損害額がMAX)となった場合、上記式にあてはめると
損害保険金=2000万円×1500万円/(2000万×80%)=1875万円となり、保険金額を超える金額となります。この場合は保険金の上限となる1500万までの支払いとなるのでしょうか。
あまり事例などが探せず、しっているかたがいましたら、詳しく解説いただけると助かります。
2023.02.07 23:23
管理人
(No.2)
>式 損害保険金=損害額×保険金額/(保険価額×80%)
式最初の"損害額"には単純に実損額を使うのではなく、保険契約によりてん補すべき損害の額(てん補損害額)を使います。
一部保険の場合には、保険金額=てん補損害額となるので、
損害保険金=1,500万円×1,500万円/(2,000万×80%)≒1406万円
となります。
2023.02.08 00:22
はんきちさん
(No.3)
お手数おかけしますが、もしよければもう少し教えてください。
①
>一部保険の場合には、保険金額=てん補損害額となるので、
これは損害額≧保険金額の場合でしょうか。
損害額<保険金額の場合、はそのままでで計算されるのでしょうか。
例えば上述例で損害額が1000万の場合などは下記の保険金になるのでしょうか。
1000万×1500万/(2000万×80%)= 937.5万円
②>損害保険金=1,500万円×1,500万円/(2,000万×80%)≒1406万円
式は理解できたのですが、1500万円の保険金額の契約でありながら、
全損でも1406万円までしか保険金が支払われないのでしょうか。
2023.02.10 13:43
管理人
(No.4)
>これは損害額≧保険金額の場合でしょうか。
>損害額<保険金額の場合、はそのままでで計算されるのでしょうか。
ご認識のとおりだと思います。損害保険会社は、保険金額の限度で損害について保険金を支払う責任を負いますから、
【損害額>保険金額】の場合、保険金額 ⇒ てん補損害額
【損害額<保険金額】の場合、実損額 ⇒ てん補損害額
となります。
>全損でも1406万円までしか保険金が支払われないのでしょうか。
もし比例てん補方式であればそうなりますね。
2023.02.10 15:24
はんきちさん
(No.5)
(ただ保険金1500万円の保険なのに最大でも1406万円までしか支払われないってのは何か個人的には腑に落ちないなとも。。。笑)
2023.02.10 20:24
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