公的年金(全89問中20問目)
No.20
公的年金制度に関する次の記述の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。- 厚生年金保険の被保険者期間を有する者は、国民年金の保険料納付済期間、保険料免除期間および合算対象期間の合計が(ア)以上あれば、原則として65歳から老齢基礎年金および老齢厚生年金を受給することができる。
- 老齢厚生年金を受給している夫が死亡した場合、夫によって生計を維持されていた妻は、夫の国民年金の保険料納付済期間、保険料免除期間および合算対象期間の合計が(イ)以上あれば、原則として遺族厚生年金を受給することができる。
- 厚生年金保険の適用事業所に常時使用される者のうち、(ウ)以上の者は、原則として厚生年金保険の被保険者とはならない。
2021年1月試験 問5
- (ア)25年 (イ)25年 (ウ)65歳
- (ア)25年 (イ)10年 (ウ)70歳
- (ア)10年 (イ)10年 (ウ)65歳
- (ア)10年 (イ)25年 (ウ)70歳
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正解 4
問題難易度
肢14.3%
肢214.6%
肢317.1%
肢464.0%
肢214.6%
肢317.1%
肢464.0%
分野
科目:A.ライフプランニングと資金計画細目:5.公的年金
解説
〔(ア)について〕老齢厚生年金の支給要件は次の3点です。
- 65歳以上であること
- 厚生年金の被保険者期間が1カ月以上あること
- 老齢基礎年金の受給資格期間(10年以上)を満たすこと
〔(イ)について〕
遺族厚生年金は以下のいずれかの場合に支給されます。
- 被保険者が死亡したとき
- 被保険者期間中に初診日がある傷病が原因で初診日から5年以内に死亡したとき
- 国民年金の受給資格期間が25年以上ある者が死亡したとき
- 1級・2級の障害厚生(共済)年金を受けられる者が死亡したとき
〔(ウ)について〕
厚生年金保険の適用事業所に勤めていても、70歳になると厚生年金保険の被保険者ではなくなります。厚生年金保険料の天引きがなくなるので手取り額が少し増えます。
したがって[4]の組合せが適切です。
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