ライフプラン策定上の資金計画(全44問中22問目)

No.22

住宅ローンの借換えを検討しているAさんが、仮に下記<資料>のとおり住宅ローンの借換えをした場合の総返済額(借換え費用を含む)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

<資料>
[Aさんが現在返済中の住宅ローン]
  • 借入残高:2,000万円
  • 利率:年2%の固定金利
  • 残存期間:11年
  • 返済方法:元利均等返済(ボーナス返済なし)
  • 返済額:毎年2,027,016円
[Aさんが借換えを予定している住宅ローン]
  • 借入金額:2,000万円
  • 利率:年1%の固定金利
  • 返済期間:10年
  • 返済方法:元利均等返済(ボーナス返済なし)
  • 返済額:毎年2,102,498円
  • 借換え費用:40万円
  • 他の条件等は考慮しないものとする。
2018年9月試験 問8
  1. 完済までに1,272,196円の負担増加となる。
  2. 完済までに1,272,196円の負担減少となる。
  3. 完済までに872,196円の負担増加となる。
  4. 完済までに872,196円の負担減少となる。

正解 4

問題難易度
肢14.5%
肢213.7%
肢310.9%
肢470.9%

解説

返済額に残存期間を乗じた総返済額を比較します。

[現在の住宅ローン]
 2,027,016円×11年=22,297,176円

[借換え予定の住宅ローン]
借換え費用40万円を総返済額に加えるのを忘れないようにしましょう。
 2,102,498円×10年+400,000円=21,424,980円

完済までの総額を比較すると、
 22,297,176円-21,424,980円=872,196円

以上の計算から、借換えをした方が総返済額(借換え費用を含む)が872,196円少なくなることがわかります。よって[4]が正解です。