マーケット環境の理解 (全15問中4問目)

No.4

日本円・米ドルの間の為替相場の変動要因に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
出典:2017年9月試験 問21
  1. 米国の金利が上昇し日本との金利差の拡大が予想されるとき、一般に、円高傾向となる。
  2. 米国の景気が日本と比較して相対的に後退局面となることが予想されるとき、一般に、円安傾向となる。
  3. 日本の経営収支が米国と比較して相対的に悪化することが予想されるとき、一般に、円安傾向となる。
  4. 日本の物価が米国と比較して相対的に上昇し、過度なインフレが予想されるとき、一般に、円高傾向となる。

正解 3

解説

  1. 不適切。一般に、米国の金利が上昇すると投資資金を円からドルにシフトするために、投資家は円を売ってドルを買います。この結果、円安になりやすくなります。
  2. 不適切。米国の景気が日本と比較して後退してくると、投資資金がドルから円にシフトするために、投資家はドルを売って円を買います。この結果、円高になりやすくなります。
  3. [適切]。日本の経常収支が悪化すると、投資資金が円からドルにシフトするために、投資家は円を売ってドルを買います。この結果、円安になりやすくなります。よって記述は適切です。
  4. 不適切。インフレとは、物価が上昇することで、同じ金額でも以前より物が買えなくなるため貨幣価値が下落する現象です。つまり相対的にドルの価値が上がるので、投資家は円を売ってドルを買います。この結果、円安になりやすくなります。
したがって適切な記述は[3]です。