決算書と法人税申告書(全19問中4問目)
No.4
決算書の分析に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。2023年1月試験 問40
- 流動比率(%)は、「流動資産÷総資産×100」の算式で計算される。
- 当座比率(%)は、「当座資産÷流動負債×100」の算式で計算される。
- 固定比率(%)は、「固定資産÷自己資本×100」の算式で計算される。
- 自己資本比率(%)は、「自己資本÷総資産×100」の算式で計算される。
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正解 1
問題難易度
肢135.6%
肢231.3%
肢320.0%
肢413.1%
肢231.3%
肢320.0%
肢413.1%
分野
科目:D.タックスプランニング細目:15.決算書と法人税申告書
解説
- [不適切]。総資産ではなく流動負債で除します。流動比率は、流動負債に対する流動資産の割合を示す指標です。値が高いほど短期支払い能力は高いと評価されます。
●流動比率(%)=流動資産÷流動負債×100流動比率(%)は、「流動資産÷流動負債×100」の算式で計算される。(2023.9-40-3)当座比率(%)は、「当座資産÷流動負債×100」の算式で計算される。(2023.1-40-2)固定比率(%)は、「固定資産÷自己資本×100」の算式で計算される。(2023.1-40-3) - 適切。当座比率は、流動負債に対する当座資産の割合を示す指標です。当座資産とは、流動資産から換金性に劣る棚卸資産(商品)を除いた額です。
●当座比率(%)=当座資産÷流動負債×100流動比率(%)は、「流動資産÷流動負債×100」の算式で計算される。(2023.9-40-3)流動比率(%)は、「流動資産÷総資産×100」の算式で計算される。(2023.1-40-1)固定比率(%)は、「固定資産÷自己資本×100」の算式で計算される。(2023.1-40-3) - 適切。固定比率は、自己資本に対する固定資産の割合を示す指標です。長期間にわたり事業に使う固定資産の取得費用をどの程度自己資本でまかなえているかを表し、値が低いほど財務の健全性は高いと評価されます。
●固定比率(%)=固定資産÷自己資本×100流動比率(%)は、「流動資産÷流動負債×100」の算式で計算される。(2023.9-40-3)流動比率(%)は、「流動資産÷総資産×100」の算式で計算される。(2023.1-40-1)当座比率(%)は、「当座資産÷流動負債×100」の算式で計算される。(2023.1-40-2) - 適切。自己資本比率は、総資産に対する自己資本(株主資本)の割合を示す指標です。値が高いほど財務の健全性は評価と判断されます。
●自己資本比率(%)=自己資本÷総資産×100自己資本比率(%)は、「自己資本÷総資産×100」の算式で計算される。(2023.9-40-4)
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