不動産の証券化 (全14問中12問目)

No.12

不動産の投資判断の手法等に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
出典:2014年1月試験 問50
  1. NPV法(正味現在価値法)による投資判断においては、投資額の現在価値の合計額が投資不動産から得られる収益の現在価値の合計額を上回っている場合、その投資は有利であると判定することができる。
  2. IRR法(内部収益率法)による投資判断においては、内部収益率が投資家の期待収益率を上回っている場合、その投資は有利であると判定することができる。
  3. レバレッジ効果とは、借入金の金利が投資に対する収益率を上回っている場合に、借入金の利用により自己資金に対する投資利回りが上昇する効果をいう。
  4. DSCR(借入金償還余裕率)は、借入金の年間元利返済額を元利金返済前の年間キャッシュフロー(純収益)で除した比率であり、この比率が高いほど望ましいとされる。

正解 2

解説

  1. 不適切。NPV法(正味現在価値法)による投資判断は、投資額の現在価値の合計額から投資予定額を差し引き、プラスであれば投資価値があると判断します。
  2. [適切]。IRR法(内部収益率法)による投資判断は、内部収益率が投資家の期待収益率を上回っている場合、投資価値があると判断する方法です。よって記述は適切です。
  3. 不適切。レバレッジ効果とは、借入金の金利よりも不動産収益の収益率が上回っている場合に生じ、自己資金に借入金を組み合わせることにより自己資金に対する収益率の上昇が見込まれることをいいます。
  4. 不適切。DSCR(借入金償還余裕率)は、借入金の安全度を測る尺度で、元利金返済前の年間キャッシュフロー(純収益)を借入金の年間元利返済額で除した比率であり、この比率が高いほど借入金返済に余裕があることを示します。
したがって適切な記述は[2]です。