FP2級過去問題 2013年9月学科試験 問25

問25

表面利率が1.00%、発行価格が額面100円当たり98円、償還年限が10年の固定利付債券を新規発行時に購入し、3年後に額面100円当たり101円で売却した場合の所有期間利回り(単利・年率)として、正しいものはどれか。なお、手数料、経過利子、税金等については考慮しないものとする。
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正解 4

問題難易度
肢11.3%
肢22.0%
肢39.4%
肢487.3%

解説

債券の各利回りは、設問で与えられた条件を以下の式に代入して求めます。
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この公式に設問の各値を代入すると以下の式になります。
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式が複雑なので、まず分子部分から計算します。

 1+(101-98)÷3
=1+1
=2

求めた分子部分を分母(購入価格)で除し、それに100を乗じてパーセント(%)単位にします。

 2÷98×100=2.040…≒2.04

したがって[4]が適切です。