FP2級過去問題 2014年1月学科試験 問27

問27

株価チャート分析に関する次の記述の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
株価チャート分析は、過去の株価や出来高などの推移を図示し、将来の株価の動向を予測する手法であり、()分析の一つとされている。
下図は、株価の始値、高値、安値、終値を図示する「ローソク足」であり、()よりも()の方が高い場合は陽線、()よりも()の方が安い場合は陰線となる。
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  1. (ア)テクニカル (イ)始値 (ウ)終値
  2. (ア)ファンダメンタルズ (イ)終値 (ウ)始値
  3. (ア)テクニカル (イ)終値 (ウ)始値
  4. (ア)ファンダメンタルズ (イ)始値 (ウ)終値

正解 1

問題難易度
肢159.0%
肢29.4%
肢314.7%
肢416.9%

解説

〔(ア)について〕
将来の株価の動向を予測する手法には、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析があります。
テクニカル分析
過去の株価の変動パターンや経験則から将来の値動きを予測する手法
ファンダメンタルズ分析
企業業績や財務状況で企業の価値を分析し、それを現在の株価と比較することで将来の値動きを予測する手法
株価チャートに現れるパターンを読み解いて、将来の値動きを予測する手法を株価チャート分析(単にチャート分析ともいう)といいます。株価チャート分析はテクニカル分析の1つです。

〔(イ)、(ウ)について〕
ローソク足は、ある一定時間内の株価の値動きを視覚化したもので、時間帯における始値、終値、高値、安値が一目でわかるようになっています。
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始値より終値が高い場合は値上がりを示す陽線、始値よりも終値が安い場合は値下がりを示す陰線となります。

以上より、(ア)テクニカル、(イ)始値、(ウ)終値 となる[1]の組合せが正解です。