FP2級過去問題 2015年10月学科試験 問30

問30

金融ADR制度(金融分野における裁判外紛争解決制度)に関する次の記述の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
金融ADR制度において、内閣総理大臣が指定する指定紛争解決機関は、金融機関との間で手続実施基本契約を締結し、苦情処理や紛争解決の業務を行うこととされている。
指定紛争解決機関には、全国銀行協会、生命保険協会、日本損害保険協会、()などが指定されている。
全国銀行協会において、同協会の相談室による苦情対応では納得できない顧客などは、弁護士や消費者問題専門家などで構成された()を利用することができる。顧客がその紛争解決手続きを利用する場合、利用手数料は()となっている。
  1. (ア)証券・金融商品あっせん相談センター (イ)裁定審査会 (ウ)有料
  2. (ア)東京証券取引所 (イ)あっせん委員会 (ウ)有料
  3. (ア)東京証券取引所 (イ)裁定審査会 (ウ)無料
  4. (ア)証券・金融商品あっせん相談センター (イ)あっせん委員会 (ウ)無料

正解 4

問題難易度
肢120.7%
肢26.2%
肢314.5%
肢458.6%

解説

金融ADR制度とは、金融機関と利用者の間のトラブルを、訴訟によらずに解決する裁判外紛争解決手続きのことで、指定紛争解決機関には、全国銀行協会、生命保険協会、日本損害保険協会、(ア)証券・金融商品あっせん相談センターがあります。苦情対応では納得できない顧客などは、弁護士や消費者問題専門家などで構成された(イ)あっせん委員会を(ウ)無料で利用することができます。

したがって[4]の組合せが適切です。