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FP2級過去問題 2015年10月学科試験 問39(改題)
問39
下記<X社のデータ>に基づき算出されるX社の法人税の計算における交際費等の損金不算入額として、最も適切なものはどれか。なお、X社が支出した交際費等はすべて接待飲食費であり、X社の役員・従業員等に対する接待等のために支出した飲食費や参加者1人当たり1万円以下の飲食費は含まれていないものとする。<X社のデータ>
- 事業年度
- 2024年4月1日~2025年3月31日
- 期末資本金の額
- 1億5,000万円
- 交際費等の支出金額
- 1,000万円
- 200万円
- 500万円
- 800万円
- 1,000万円
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正解 2
問題難易度
肢18.0%
肢242.9%
肢334.9%
肢414.2%
肢242.9%
肢334.9%
肢414.2%
分野
科目:D.タックスプランニング細目:10.法人税
解説
資本金1億円超の法人は、交際費のうち「接待飲食費の50%まで」を損金の額に算入することができ、資本金1億円以下の中小法人は「接待飲食費の50%相当額」または「年800万円」を選択できます。X社の期末資本金の額は1億円を超えているので、交際費等(すべて接待飲食費)の支出金額1,000万円のうち50%に当たる額まで損金算入することができます。よって、交際費等の損金不算入額は、1,000万円-500万円=500万円
したがって[2]が正解です。
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