FP2級 2016年5月 実技(FP協会:資産設計)問12
問12
山根さんは、現在加入している生命保険の保険料を払込期日に支払うことができなかったため、保険契約が継続できるのかFPの伊丹さんに相談をした。伊丹さんが、生命保険の契約継続について一般的な流れを説明する際に使用した下記<資料>の空欄(ア)~(ウ)に入る語句を語群の中から選び、その番号のみを解答欄に記入しなさい。なお、同じ語句を何度選んでもよいこととする。- 1.延長(定期保険)
- 2.免除
- 3.自動振替貸付
- 4.契約者貸付
- 5.再契約
- 6.払込猶予
- 7.復活
- 8.てん補
- 9.減額
- 10.更新
(ア) | (イ) | (ウ) |
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正解
(ア) | (イ) | (ウ) |
6 | 3 | 7 |
分野
科目:B.リスク管理細目:3.生命保険
解説
〔(ア)について〕
生命保険の保険料が期日までに払い込まれなかった場合、一定の間「払込猶予期間」が設定されるので、すぐに保険契約が失効してしまうことはありません。払込猶予期間中に払込みがあれば契約は継続します。
よって、正解は[6]の払込猶予になります。〔(イ)について〕
払込猶予期間中に保険料の払込みがなく、契約した生命保険に解約返戻金がある場合、「自動振替貸付制度」が適用されます。自動振替貸付制度とは、解約返戻金を限度額として保険会社が自動的に保険料を立て替えて、保険契約を存続する制度です。ただし、立て替えた金額には利息が付くので、その後利息も含めて返済しなければなりません。
よって、正解は[3]の自動振替貸付になります。
〔(ウ)について〕
解約返戻金のない保険の場合は、自動振替貸付が適用されず猶予期間終了と同時に失効します。保険契約が失効した以降は保障を受けられません。しかし、一定の条件を満たして手続きを行うことで「復活」することができます。この場合、契約が元の状態に戻ります。復活できる期間は失効から3年以内としている保険会社が多いようです。
よって、正解は[7]の復活になります。
生命保険の保険料が期日までに払い込まれなかった場合、一定の間「払込猶予期間」が設定されるので、すぐに保険契約が失効してしまうことはありません。払込猶予期間中に払込みがあれば契約は継続します。
よって、正解は[6]の払込猶予になります。〔(イ)について〕
払込猶予期間中に保険料の払込みがなく、契約した生命保険に解約返戻金がある場合、「自動振替貸付制度」が適用されます。自動振替貸付制度とは、解約返戻金を限度額として保険会社が自動的に保険料を立て替えて、保険契約を存続する制度です。ただし、立て替えた金額には利息が付くので、その後利息も含めて返済しなければなりません。
よって、正解は[3]の自動振替貸付になります。
〔(ウ)について〕
解約返戻金のない保険の場合は、自動振替貸付が適用されず猶予期間終了と同時に失効します。保険契約が失効した以降は保障を受けられません。しかし、一定の条件を満たして手続きを行うことで「復活」することができます。この場合、契約が元の状態に戻ります。復活できる期間は失効から3年以内としている保険会社が多いようです。
よって、正解は[7]の復活になります。
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