FP2級 2016年5月 実技(FP協会:資産設計)問37

【この問題にはが用意されています。読んでから回答してください。】

問37

正夫さんは、自分に万一のことがあった場合、現在加入している生命保険から支払われる保険金がいくらになるのかFPの宮本さんに質問をした。正夫さんの死亡時に支払われる保険金に関する宮本さんの次の説明の空欄(ア)、(イ)に入る適切な数値を語群の中から選び、解答欄に記入しなさい。なお、同じ数値を何度選んでもよいこととする。また、現在加入中の生命保険は、解約せず同一内容で有効に継続し、かつ、特約は自動更新されていないものとする。
「春香さんが大学を卒業する予定の2030年3月に正夫さんが交通事故等の不慮の事故で死亡すると仮定した場合、支払われる生命保険の保険金の合計は()万円です。一方、美佳さんが大学を卒業する予定の2034年3月に正夫さんが交通事故等の不慮の事故で死亡すると仮定した場合、支払われる生命保険の保険金の合計は()万円です。」
  1. 840
  2. 1,140
  3. 1,440
  4. 4,140
  5. 4,440
  6. 4,640
(ア)(イ)

正解 

(ア)(イ)
4,6401,140

分野

科目:D.タックスプランニング
細目:3.各種所得の内容

解説

〔(ア)について〕
正夫さんが被保険者となっている保険は、A、B、D、E、Fの5つです。保険期間欄を見ると2030年3月の時点ではすべての生命保険が保険期間内であることがわかります。また、交通事故等の不慮の事故(災害)で死亡の場合、傷害特約からも支払われます。
  • 定期保険A:1,000万円+(傷害特約)500万円=1,500万円
  • 終身保険B:(終身)300万円+(定期)1,500万円=1,800万円
  • 養老保険D:500万円
  • 終身保険E:240万円
  • 終身保険G:600万円
以上の合計で、4,640(万円)となります。

〔(イ)について〕
正夫さんの死亡が2034年3月だと、(ア)の対象となった保険のうち、定期保険A、終身保険Bの定期保険部分および養老保険Dが除外されます。
  • 終身保険B:(終身)300万円
  • 終身保険E:240万円
  • 終身保険G:600万円
以上の合計で、1,140(万円)となります。