FP2級 2017年1月 実技(FP協会:資産設計)問2
問2
ファイナンシャル・プランニング・プロセスの順序に従い、次の(ア)~(カ)を6つのステップの順番に並べ替えたとき、その中で2番目(ステップ2)となるものとして、最も適切なものはどれか。その記号を解答欄に記入しなさい。- 面談やヒアリングシートにより顧客のデータを収集し、顧客や家族の情報、財政的な情報等を確認する。
- 顧客の目標達成のための提案書を作成し、顧客に提示して説明を行う。
- 顧客にファイナンシャル・プランニングで行うサービス内容や報酬体系などを説明する。
- 顧客のキャッシュフロー表などを作成し、財政状況の予測等を行う。
- 顧客の家族構成などの環境の変化に応じて、定期的にプランの見直しを行う。
- 顧客が実際に行う金融商品購入等の実行支援を行う。
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正解
ア |
分野
科目:A.ライフプランニングと資金計画細目:1.ファイナンシャル・プランニングと倫理
解説
顧客に適切に説明するうえで、顧客との関係確立からプランの提案および実行に至るまで正しいプロセスを進む必要があります。そのため、以下のような「FPプロセスの6ステップ」を実践することが求められています。
- ①顧客との関係確立とその明確化
- 顧客との関係を確立し、業務契約範囲を明確化する。
- ②顧客データの収集と目標の明確化
- 顧客のデータを収集して、顧客の生活上の目標から経済面での目標を明確化する。
- ③顧客のファイナンス状態の分析と評価
- 収集した基に、キャッシュフロー表やバランスシートを作成し、現状分析や将来の予測等を行う。
- ④ファイナンシャルプランの検討・作成と提示
- 顧客ニーズに適合するプランを検討し、資料の作成と提示・説明を行う。
- ⑤ファイナンシャルプランの実行援助
- プランの実行のための適切な商品とサービスを明確にし提示およびアドバイスを行う。
- ⑥ファイナンシャルプランの定期的見直し
- 外部環境や家庭環境の変化等に合わせてプランを定期的に見直す。
- (ウ)顧客にファイナンシャル・プランニングで行うサービス内容や報酬体系などを説明する。
- (ア)面談やヒアリングシートにより顧客のデータを収集し、顧客や家族の情報、財政的な情報等を確認する。
- (エ)顧客のキャッシュフロー表などを作成し、財政状況の予測等を行う。
- (イ)顧客の目標達成のための提案書を作成し、顧客に提示して説明を行う。
- (カ)顧客が実際に行う金融商品購入等の実行支援を行う。
- (オ)顧客の家族構成などの環境の変化に応じて、定期的にプランの見直しを行う。
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