FP2級 2017年1月 実技(FP協会:資産設計)問4

問4

外貨定期預金に関する次の(ア)~(エ)の記述について、正しいものには○、誤っているものには×を解答欄に記入しなさい。なお、(イ)の解答に当たっては、為替手数料は考慮しないこととする。
  1. 満期時の利息は、雑所得として課税される。
  2. 満期時の為替レートが預入時の為替レートより円安になった場合、為替差益が期待できる。
  3. 預入時の元本1,000万円までは、預金保険制度の対象となる。
  4. 為替手数料は、同一通貨であっても金融機関ごとに異なっている。
(ア)(イ)(ウ)(エ)

正解 

(ア)(イ)(ウ)(エ)
××

分野

科目:C.金融資産運用
細目:6.外貨建て商品

解説

  1. ×不適切。満期時の利息は、利子所得として源泉分離課税の対象となります。為替差益は、雑所得として総合課税の対象になります。
  2. 〇適切。満期時に預入れたときよりも為替が円安になっていた場合、為替差益を期待することができます。実際は為替手数料の費用等が発生するため、円安になったからといって必ず為替差益が得られるとは限りません。逆に円高になった場合は、為替差損が生じることになります。
  3. ×不適切。外貨預金は、たとえ国内銀行に預入された者であっても預金保険制度の保護の対象とはなりません。預貯金・定期積金・元本補填契約のある金銭信託などが対象になります。
  4. 〇適切。為替手数料は、通貨が同じであっても取扱金融機関ごとに異なります。