FP2級 2017年9月 実技(FP協会:資産設計)問6

問6

下記<資料>のとおり、Aの時点において100万円で購入した株式が、Bの時点で買値より22%値下がりしてX万円となった。この株価が将来のCの時点で投資元本の100万円を回復するには、X万円に対して何%値上がりすればよいか。なお、計算結果については、%表示単位の小数点以下第2位を四捨五入すること。また、解答に当たっては、解答用紙に記載されている単位に従うこと。

<資料>
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正解 

 28.2(%)

分野

科目:C.金融資産運用
細目:5.株式投資

解説

Bの地点で買値(=A地点)より22%値下がりした金額Xは、100万円の22%減なので、

 100万円×(1-0.22)=78万円

と計算できます。将来のC地点で投資元本の100万円を回復するには、B地点での78万円に対して100万円との差額22万円値上がりすればよいことになります。78万円に対する22万円の割合は、

 (22万円÷78万円)×100=28.2%

したがって、正解は28.2%になります。

【別解】
B地点の78万円に対するC地点の100万円の割合は、

 100万円÷78万円×100=128.20…→128.2%

なので、B地点から28.2%の値上がりが必要とわかります。