FP2級過去問題 2018年1月学科試験 問24

問24

表面利率が0.9%、発行価格が額面100円当たり98円、償還年限が10年の固定利付債券を新規発行時に購入し、4年間保有して額面100円当たり98円80銭で売却した場合の所有期間利回り(単利)として、正しいものはどれか。なお、手数料、経過利子、税金等は考慮しないものとし、解答は表示単位の小数点以下第3位を四捨五入するものとする。
  1. 0.71%
  2. 0.90%
  3. 1.00%
  4. 1.12%

正解 4

問題難易度
肢110.2%
肢215.0%
肢37.7%
肢467.1%

解説

債券の各利回りは、設問で与えられた条件を以下の式に代入して求めます。
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公式が複雑なので、まず分子部分を計算します。

 0.9+(98.8-98)÷4
=0.9+0.2
=1.1

求めた分子部分を分母(購入価格)で除し、それに100を乗じてパーセント(%)単位にします。

 1.1÷98×100=1.122…%
(小数点以下第3位を四捨五入)1.12

したがって[4]が適切です。