FP2級 2018年1月 実技(FP協会:資産設計)問11
問11
唐沢しおりさん(37歳)が保険契約者(保険料負担者)および被保険者として加入している生命保険(下記<資料>参照)の保障内容に関する次の記述の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる数値を解答欄に記入しなさい。なお、保険契約は有効に継続しているものとし、しおりさんはこれまでに<資料>の保険から、保険金および給付金を一度も受け取っていないものとする。また、各々の記述はそれぞれ独立した問題であり、相互に影響を与えないものとする。- しおりさんが現時点で、交通事故で即死した場合、保険会社から支払われる保険金および給付金の合計は(ア)万円である。
- しおりさんが現時点で、初めてガン(乳ガン・悪性新生物)と診断されて14日間入院し、その間に約款所定の手術(給付倍率40倍)を1回受けた場合、保険会社から支払われる保険金および給付金の合計は(イ)万円である。
- しおりさんが現時点で、突発性難聴で16日間入院し(手術は受けていない)、退院日の翌日から約款所定の期間内に10日間通院した場合、保険会社から支払われる保険金および給付金の合計は(ウ)万円である。
(ア)万円 |
(イ)万円 |
(ウ)万円 |
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正解
(ア) 110(万円) |
(イ) 161(万円) |
(ウ) 11(万円) |
分野
科目:B.リスク管理細目:3.生命保険
解説
〔(ア)について〕
保険証券より、死亡時に受け取れる保険金及び給付金を選択します。
<保険証券1>
死亡保険金100万円が支払われます。
<保険証券2>
ガン以外による死亡ですので死亡給付金10万円が支払われます。
以上より、支払われる保険金・給付金の合計は「100万円+10万円=110万円」です。
よって、正解は110万円になります。
〔(イ)について〕
保険証券より、入院・手術・ガンに関するものを選択します。
<保険証券1>
7+20+100+14+20=161万円
よって、正解は161万円になります。
〔(ウ)について〕
資料である保険証券より、入院・通院に関するものを選択します。
<保険証券1>
以上より、支払われる保険金・給付金の合計は「8万円+3万円=11万円」です。
よって、正解は11万円になります。
保険証券より、死亡時に受け取れる保険金及び給付金を選択します。
<保険証券1>
死亡保険金100万円が支払われます。
<保険証券2>
ガン以外による死亡ですので死亡給付金10万円が支払われます。
以上より、支払われる保険金・給付金の合計は「100万円+10万円=110万円」です。
よって、正解は110万円になります。
〔(イ)について〕
保険証券より、入院・手術・ガンに関するものを選択します。
<保険証券1>
- 疾病入院給付金 5,000円×14日間=7万円
- 手術給付金 5,000円×40倍=20万円
- ガン診断給付金 100万円
- ガン入院給付金 1万円×14日間=14万円
- ガン手術給付金 1回につき20万円
7+20+100+14+20=161万円
よって、正解は161万円になります。
〔(ウ)について〕
資料である保険証券より、入院・通院に関するものを選択します。
<保険証券1>
- 疾病入院給付金 5,000円×16日間=8万円
- 通院給付金 3,000円×10日間=3万円
以上より、支払われる保険金・給付金の合計は「8万円+3万円=11万円」です。
よって、正解は11万円になります。
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