FP2級 2018年1月 実技(FP協会:資産設計)問27
問27
清治さんは下記<資料>のMX銀行の外貨定期預金キャンペーンに関心をもっている。この外貨定期預金について、満期時の外貨ベースの元利合計額を円転した金額を計算しなさい。なお、計算過程においては小数点以下第3位を四捨五入し、計算結果(円転した金額)については円未満を切り捨てること。また、解答に当たっては、解答用紙に記載されている単位に従うこと。<資料>
- 預入額 10,000米ドル
- 預入期間 1ヵ月
- 預金金利 9.0%(年率)
- 為替レート(1米ドル)
- 利息の計算に際しては、預入期間は日割りではなく月割りで計算すること。
- 為替差益・為替差損に対する税金については考慮しないこと。
- 利息に対しては、米ドル建ての利息額の20%(復興特別所得税は考慮しない)相当額が所得税・住民税として源泉徴収されるものとすること。
円 |
広告
正解
1,116,660(円) |
分野
科目:C.金融資産運用細目:6.外貨建て商品
解説
円を外貨にするときのレートはTTS、外貨を円にするときのレートはTTBです。
10,000米ドルを1カ月(1/12年)間保有するした場合、預金金利が年9.0%なので、利息額は、
10,000米ドル×9.0%÷12=75米ドル
本問では、"注3"に記載の通り利息に対して米ドル建ての20%相当額が源泉徴収されるものとします。源泉徴収後の利息額は、
75米ドル-(75米ドル×20%)=60米ドル
以上より、外貨ベースの元利合計額は「10,000+60=10,060米ドル」となります。これをTTB(111.00円)で円転するので、
10,060米ドル×111円=1,116,660円
よって、正解は1,116,660円になります。
10,000米ドルを1カ月(1/12年)間保有するした場合、預金金利が年9.0%なので、利息額は、
10,000米ドル×9.0%÷12=75米ドル
本問では、"注3"に記載の通り利息に対して米ドル建ての20%相当額が源泉徴収されるものとします。源泉徴収後の利息額は、
75米ドル-(75米ドル×20%)=60米ドル
以上より、外貨ベースの元利合計額は「10,000+60=10,060米ドル」となります。これをTTB(111.00円)で円転するので、
10,060米ドル×111円=1,116,660円
よって、正解は1,116,660円になります。
広告