FP2級 2018年1月　実技（金財:個人）問4

【この問題にはが用意されています。読んでから回答してください。】

問4

Mさんは、Aさんに対して、AさんがX社債を購入する場合の留意点等について説明した。Mさんの説明に関する次の記述①～③について、適切なものには○印を、不適切なものには×印を解答用紙に記入しなさい。
  1. 「A格相当の債券は、投資適格債券に該当しますので、確実に元利金が約定どおり支払われます」
  2. 「X社債の購入後に市場金利が上昇した場合、購入価格よりも高い価格で売却できる可能性があります」
  3. 「仮に、X社債を購入して、2年後に額面100円当たり102.00円で売却した場合の所有期間利回り（年率・単利）は、約1.09％となります」
①②③
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正解　

①②③
××〇

分野

科目：C.金融資産運用
細目：4.債券投資

解説

  1. ×不適切。社債は元本保証商品ではありません。いくら格付が高くても償還リスク（デフォルトリスク）が生じます。
  2. ×不適切。債券の価格と市場金利は逆の値動きをします。したがって、市場金利が上昇した場合には債権価格は下落します。
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  3. 〇適切。債券の各種利回りは以下の式に数値を当てはめて計算します。
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    表面利率0.6%の債券を101円で購入し、2年後に102円で売却するので、値を以下のように当てはめます。これを計算すると約1.09％になります。
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