FP2級 2018年5月 実技(FP協会:資産設計)問14
問14
皆川敏夫さんが契約している火災保険(下記<資料>参照)に関する次の(ア)~(エ)の記述について、適切なものには〇、不適切なものには×を解答欄に記入しなさい。なお、超過保険や一部保険には該当しないものとし、<資料>に記載のない特約については付帯がないものとする。また、保険契約は有効に継続しているものとする。- 火災による損害の補償に関する建物の保険金額は、1,380万円(免責金額0円)で契約している。
- 竜巻が原因で建物と家財が全損となった場合、合計で2,080万円の保険金が支払われる。
- 洪水が原因で建物と家財が全損となった場合、合計で2,080万円の保険金が支払われる。
- 休日に敏夫さんが自転車で走行中、誤って他人にケガを負わせた場合の損害賠償責任についても、保険金が支払われる。
(ア) | (イ) | (ウ) | (エ) |
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正解
(ア) | (イ) | (ウ) | (エ) |
〇 | 〇 | × | 〇 |
分野
科目:B.リスク管理細目:4.損害保険
解説
- 〇適切。事故の種類①火災、落雷、破裂・爆発の補償が"有"のため、建物の保険金額は1,380万円で契約しています。
- 〇適切。竜巻が原因による損害は風災に該当し、②風災、ひょう災、雪災は建物・家財ともに補償が"有"のため、建物と家財が全損となった場合、1,380万円と700万円を合わせた2,080万円が支払われます。
- ×不適切。洪水が原因による損害は④水災に該当しますが、建物・家財ともに補償が"無"のため、建物と家財が全損となった場合でも保険金は支払われません。
- 〇適切。個人賠償責任特約は、契約者本人と家族全員を対象に、日常生活で起きた偶発的な事故によって他人に損害を与えた場合に負った賠償責任を補償する保険で、自転車による事故についても補償されます。ただし、自動車による事故は補償されません。
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