FP2級 2018年5月 実技(FP協会:資産設計)問16
問16
会社員の住吉さんは、2024年7月に勤務先を定年退職する予定である。住吉さんの退職に係るデータが下記<資料>のとおりである場合、住吉さんの退職一時金に係る退職所得の金額として、正しいものはどれか。<資料>
- 勤続年数:32年3ヵ月
- 支給される退職一時金:2,500万円
- 住吉さんは、勤務先の役員であったことはない。
- 退職は障害者になったことに基因するものではない。
- 「退職所得の受給に関する申告書」は適正に提出するものとする。
- 395万円
- 430万円
- 790万円
- 860万円
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正解 1
分野
科目:D.タックスプランニング細目:3.各種所得の内容
解説
退職所得の金額は、(退職に係る収入金額-退職所得控除額)×1/2の算式で計算します。退職所得控除額は、勤続年数によって異なり下表のようになっています。まず退職所得控除額を求めます。退職一時金支給時のAさんの勤続年数は32年3カ月ですので、切り上げて33年で計算します。
800万円+(70万円×(33年-20年))=1,710万円
退職一時金の額は2,500万円ですので、退職所得の金額は、
(2,500万円-1,710万円)×1/2=395万円
したがって[1]が正解です。
800万円+(70万円×(33年-20年))=1,710万円
退職一時金の額は2,500万円ですので、退職所得の金額は、
(2,500万円-1,710万円)×1/2=395万円
したがって[1]が正解です。
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