FP2級 2018年5月 実技(FP協会:資産設計)問17
問17
細井恒彦さんが2023年中に支払った生命保険の保険料は下記<資料>のとおりである。この場合の恒彦さんの2023分の所得税における生命保険料控除の金額として、正しいものはどれか。なお、<資料>の保険について、これまでに契約内容の変更は行われていないものとする。- 50,000円
- 68,000円
- 78,000円
- 80,500円
広告
正解 3
分野
科目:D.タックスプランニング細目:5.所得控除
解説
2つの保険のそれぞれの控除額を合計して生命保険料控除額を求めますが、契約日により控除額の算出に使う速算表が異なります。
<終身保険>
契約日が2011年9月1日のため、旧契約の速算表より算出します。年間支払保険料が105,000円なので「100,000円超」に該当し、控除額は50,000円となります。
<ガン保険>
契約日が2016年8月1日のため、新契約の速算表より算出します。年間支払保険料が36,000円なので「20,000円超40,000円以下」に該当します。の算式を使います。
36,000円×1/2+10,000円=28,000円
控除額は28,000円となります。
新制度と旧制度の生命保険料が混在する場合の限度額は以下のようになっています。このケースでは単純にそれぞれの控除額を合計するだけなので、生命保険料控除の金額は、
50,000円+28,000円=78,000円
したがって[3]が正解です。
<終身保険>
契約日が2011年9月1日のため、旧契約の速算表より算出します。年間支払保険料が105,000円なので「100,000円超」に該当し、控除額は50,000円となります。
<ガン保険>
契約日が2016年8月1日のため、新契約の速算表より算出します。年間支払保険料が36,000円なので「20,000円超40,000円以下」に該当します。の算式を使います。
36,000円×1/2+10,000円=28,000円
控除額は28,000円となります。
新制度と旧制度の生命保険料が混在する場合の限度額は以下のようになっています。このケースでは単純にそれぞれの控除額を合計するだけなので、生命保険料控除の金額は、
50,000円+28,000円=78,000円
したがって[3]が正解です。
広告