FP2級 2018年9月 実技(FP協会:資産設計)問4
問4
下記<資料>に関する次の記述の空欄(ア)、(イ)にあてはまる語句の組み合わせとして、正しいものはどれか。- QX株式会社とQY株式会社の株価をPER(株価収益率)で比較した場合、(ア)株式会社の方が割安といえる。
- QX株式会社とQY株式会社の効率性をROE(自己資本利益率)で比較した場合、(イ)株式会社の方が効率的に利益を上げているといえる。
- (ア)QX (イ)QX
- (ア)QX (イ)QY
- (ア)QY (イ)QX
- (ア)QY (イ)QY
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正解 3
分野
科目:C.金融資産運用細目:5.株式投資
解説
〔(ア)について〕
PER(株価収益率)は、株価が1株当たりの当期純利益の何倍であるかを示す指標で、以下の式で求めます。
PER(倍)=株価÷1株当たりの当期純利益
両社のPERはそれぞれ
〔(イ)について〕
ROE(自己資本利益率)は、自己資本に対してどれだけの利益を上げているかを示す指標で、以下の式で求めます。
ROE(%)=当期純利益÷自己資本×100
そのため、求めるROEはそれぞれ
したがって適切な組合せは[3]です。
PER(株価収益率)は、株価が1株当たりの当期純利益の何倍であるかを示す指標で、以下の式で求めます。
PER(倍)=株価÷1株当たりの当期純利益
両社のPERはそれぞれ
- QX社 5,200円÷245円≒21.22倍
- QY社 27,880円÷1,450円≒19.23倍
〔(イ)について〕
ROE(自己資本利益率)は、自己資本に対してどれだけの利益を上げているかを示す指標で、以下の式で求めます。
ROE(%)=当期純利益÷自己資本×100
そのため、求めるROEはそれぞれ
- QX社 245円÷1,060円×100≒23.11%
- QY社 1,450円÷6,420円×100≒22.58%
したがって適切な組合せは[3]です。
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