FP2級 2018年9月 実技(FP協会:資産設計)問40

【この問題にはが用意されています。読んでから回答してください。】

問40

俊和さんは、自分や妻に介護が必要になった場合に備え、FPの志田さんに公的介護保険制度について質問をした。公的介護保険の被保険者区分に関する下表の空欄(ア)~(ウ)に入る適切な語句を語群の中から選び、その番号のみを解答欄に記入しなさい。
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  1. 1.国
  2. 2.都道府県
  3. 3.市町村および特別区
  4. 4.65歳
  5. 5.70歳
  6. 6.75歳
  7. 7.交通事故等の後遺症が原因で
  8. 8.老化に伴う特定疾病が原因で
  9. 9.原因を問わず
(ア)(イ)(ウ)

正解 

(ア)(イ)(ウ)
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分野

科目:A.ライフプランニングと資金計画
細目:4.社会保険

解説

〔(ア)について〕
介護保険の保険者は「市区町村(東京23区は区)」です。保険者は、加入者の管理や介護の程度を判定する審査などを行います。
よって、正解は[3]の市町村および特別区になります。

〔(イ)について〕
公的介護保険の被保険者は年齢により2つに区分されます。第1号被保険者は65歳以上の者、第2号被保険者は40歳以上65歳未満の者が該当します。
よって、正解は[4]の65歳になります。

〔(ウ)について〕
第1号被保険者の場合「原因を問わず要介護(要支援)になった者」が給付対象になりますが、第2号被保険者は「老化に伴う特定疾病が原因で要介護(要支援)になった者」のみが給付対象になります。第2号被保険者の場合、交通事故によって障害を負い介護が必要になった場合でも介護保険からの給付はありません。
よって、正解は[8]の老化に伴う特定疾病が原因でになります。