FP2級 2019年1月 実技(FP協会:資産設計)問4
問4
下記<資料>は、福岡さんがWA銀行に預け入れている外貨定期預金の明細である。この外貨定期預金について、満期時の外貨ベースの元利合計額を円転した金額を計算しなさい。なお、計算結果(円転した金額)について円未満の端数が生じる場合は切り捨てること。また、解答に当たっては、解答用紙に記載されている単位に従うこと。<資料>
- 預入額 10,000米ドル
 - 預入期間 12ヵ月
 - 預金金利 2.0%(年率)
 - 為替レート(1米ドル)

 
- 利息の計算に際しては、預入期間は日割りではなく月割りで計算すること。
 - 為替差益・為替差損に対する税金については考慮しないこと。
 - 利息に対しては、米ドル建ての利息額の20%(復興特別所得税は考慮しない)相当額が所得税・住民税として源泉徴収されるものとすること。
 
| 円 | 
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正解
| 1,117,600(円) | 
分野
科目:C.金融資産運用細目:6.外貨建て商品
解説
円を外貨にするときのレートはTTS、外貨を円にするときのレートはTTBです。
10,000米ドルを満期(12カ月=1年)まで保有するした場合、預金金利が年2.0%なので、利息額は、
10,000米ドル×2%=200米ドル
本問では"注3"に記載のとおり、利息に対して米ドル建ての20%相当額が源泉徴収されるものとします。源泉徴収後の利息額は、
200米ドル-(200米ドル×20%)=160米ドル
以上より、外貨ベースの元利合計額は「10,000+160=10,160米ドル」となります。これをTTB(110.00円)で円転するので、
10,160米ドル×110円=1,117,600円
よって、正解は1,117,600円になります。
10,000米ドルを満期(12カ月=1年)まで保有するした場合、預金金利が年2.0%なので、利息額は、
10,000米ドル×2%=200米ドル
本問では"注3"に記載のとおり、利息に対して米ドル建ての20%相当額が源泉徴収されるものとします。源泉徴収後の利息額は、
200米ドル-(200米ドル×20%)=160米ドル
以上より、外貨ベースの元利合計額は「10,000+160=10,160米ドル」となります。これをTTB(110.00円)で円転するので、
10,160米ドル×110円=1,117,600円
よって、正解は1,117,600円になります。
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