FP2級 2019年1月 実技(FP協会:資産設計)問13
問13
下記<資料>に基づき、井川さんが契約している普通傷害保険について、FPの天野さんの次の説明の空欄(ア)~(エ)に入る適切な語句を語群の中から選び、その番号のみを解答欄に記入しなさい。なお、同じ語句を何度選んでもよいこととし、保険金の支払い要件はすべて満たしているものとする。「井川さんが仕事中のケガで5日間病院に通院した場合、受け取れる保険金は(ア)。」「井川さんが地震によるケガで6日間病院に入院した場合(手術は受けていない)、受け取れる保険金は(イ)。」
「井川さんが交通事故により傷害後遺障害第6級に該当した場合、受け取れる傷害後遺障害保険金は(ウ)。」
「井川さんの中学生の息子が自転車で誤って他人にケガを負わせた場合、相手への賠償責任に関する補償は最高(エ)。」
- 1.ありません
- 2.1万円です
- 3.2万円です
- 4.3万円です
- 5.4万円です
- 6.420万円です
- 7.500万円です
- 8.590万円です
- 9.690万円です
- 10.1,000万円です
- 11.1億円です
(ア) | (イ) | (ウ) | (エ) |
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正解
(ア) | (イ) | (ウ) | (エ) |
2 | 4 | 7 | 11 |
分野
科目:B.リスク管理細目:4.損害保険
解説
〔(ア)について〕
対象となる給付項目は「傷害通院保険金日額」となり、1日につき2,000円が支払われるため、受け取れる保険金は、
2,000円×5日=10,000円
よって、正解は[2]の1万円ですになります。
〔(イ)について〕
通常、普通傷害保険は、地震・噴火・津波等によるケガは対象になりませんが、天災危険担保特約が付加されているため補償対象になります。
「傷害入院保険金日額」が対象となり、1日につき5,000円が支払われるため、受け取れる保険金は、
5,000円×6日=30,000円
よって、正解は[4]の3万円ですになります。
〔(ウ)について〕
「傷害後遺障害の各等級ごとの保険金額表」により、傷害後遺障害の第6級に該当した場合は500万円の保険金を受け取ることができます。
よって、正解は[7]の500万円ですになります。
〔(エ)について〕
その他の補償で特約が付加されている「個人賠償責任保険」は、日常生活で起きた偶発的な事故により他人の身体などに損害を与えたために負った賠償責任を補償する保険です。特に明記がなくても家族全員が対象になるので、契約者の息子が他人にケガを負わせた場合も補償の対象となり、補償額の最高額は特約内容の支払限度額である1億円になります。
よって、正解は[11]の1億円ですになります。
対象となる給付項目は「傷害通院保険金日額」となり、1日につき2,000円が支払われるため、受け取れる保険金は、
2,000円×5日=10,000円
よって、正解は[2]の1万円ですになります。
〔(イ)について〕
通常、普通傷害保険は、地震・噴火・津波等によるケガは対象になりませんが、天災危険担保特約が付加されているため補償対象になります。
「傷害入院保険金日額」が対象となり、1日につき5,000円が支払われるため、受け取れる保険金は、
5,000円×6日=30,000円
よって、正解は[4]の3万円ですになります。
〔(ウ)について〕
「傷害後遺障害の各等級ごとの保険金額表」により、傷害後遺障害の第6級に該当した場合は500万円の保険金を受け取ることができます。
よって、正解は[7]の500万円ですになります。
〔(エ)について〕
その他の補償で特約が付加されている「個人賠償責任保険」は、日常生活で起きた偶発的な事故により他人の身体などに損害を与えたために負った賠償責任を補償する保険です。特に明記がなくても家族全員が対象になるので、契約者の息子が他人にケガを負わせた場合も補償の対象となり、補償額の最高額は特約内容の支払限度額である1億円になります。
よって、正解は[11]の1億円ですになります。
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