FP2級 2019年1月 実技(FP協会:資産設計)問14
問14
杉野さんは、2024年12月に22年9ヵ月勤務したSA株式会社を退職し、退職一時金1,350万円を受け取った。この退職一時金に係る退職所得の金額として、正しいものはどれか。なお、杉野さんは、「退職所得の受給に関する申告書」を適正に提出している。また、杉野さんは、SA株式会社の役員であったことはなく、退職は障害者になったことに基因するものではない。- 170万円
- 205万円
- 340万円
- 410万円
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正解 1
分野
科目:D.タックスプランニング細目:3.各種所得の内容
解説
退職所得の金額は、(退職に係る収入金額-退職所得控除額)×1/2の算式で計算します。退職所得控除額は、勤続年数によって異なり下表のようになっています。まず退職所得控除額を求めます。退職一時金支給時のAさんの勤続年数は22年9カ月ですので、切り上げて23年で計算します。
800万円+(70万円×(23年-20年))=1,010万円
退職一時金の額は1,350万円ですので、退職所得の金額は、
(1,350万円-1,010万円)×1/2=170万円
したがって[1]が正解です。
800万円+(70万円×(23年-20年))=1,010万円
退職一時金の額は1,350万円ですので、退職所得の金額は、
(1,350万円-1,010万円)×1/2=170万円
したがって[1]が正解です。
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