FP2級 2019年5月 実技(FP協会:資産設計)問2

問2

ファイナンシャル・プランニングのプロセスに従い、次の(ア)~(カ)を6つのステップの順番に並べ替えたとき、その中で4番目(ステップ4)となるものはどれか。その記号を解答欄に記入しなさい。
  1. 顧客の目標達成のために必要なプランを作成し、提案書を提示する。
  2. 面談等の実施により、顧客に関する資産等の情報のほか、顧客の考える目標や希望等の情報を収集する。
  3. 作成したプランに従い、提案した金融商品の購入等の実行を支援する。
  4. 顧客の環境の変化や制度改正の際には、必要に応じてプランの見直しを行う。
  5. 顧客に対し、提供するサービスの内容や報酬体系等を説明し、了解を得る。
  6. 顧客から収集した情報を基に、キャッシュフロー表などを作成し、将来の財政状況の予測等を行う。

正解 

 

分野

科目:A.ライフプランニングと資金計画
細目:1.ファイナンシャル・プランニングと倫理

解説

ファイナンシャル・プランニングには6つの手順があります。本問の(ア)~(カ)は次の手順に該当します。
  1. 顧客との関係性を確立し明確化する。
    →(オ)顧客に対し、提供するサービスの内容や報酬体系等を説明し、了解を得る。
  2. 顧客データの収集をし、顧客の目標を明確化する。
    →(イ)面談等の実施により、顧客に関する資産等の情報のほか、顧客の考える目標や希望等の情報を収集する。
  3. 収集したデータを基に、キャッシュフロー表やバランスシートを作成し、現状分析や将来の予測等を行う。
    →(カ)顧客から収集した情報を基に、キャッシュフロー表などを作成し、将来の財政状況の予測等を行う。
  4. 問題点を解決するためのファイナンシャル・プランの検討し、資料の作成と提示を行う。
    →(ア)顧客の目標達成のために必要なプランを作成し、提案書を提示する。
  5. ファイナンシャル・プランの実行を支援する。
    →(ウ)作成したプランに従い、提案した金融商品の購入等の実行を支援する。
  6. ファイナンシャル・プランの定期的な見直しを行う。
    →(エ)顧客の環境の変化や制度改正の際には、必要に応じてプランの見直しを行う。
よって、4番目(ステップ4)となるものは(ア)となります。