FP2級 2019年5月 実技(FP協会:資産設計)問9
問9
柴田さんは、保有しているマンションを賃貸している。下記<資料>に基づいて計算した2023年分の所得税に係る不動産所得の金額として、正しいものはどれか。なお、<資料>以外の収入および支出等はないものとし、青色申告特別控除は考慮しないこととする。<資料:2023年分の賃貸マンションに係る収入および支出等>
- 賃料収入(総収入金額)144万円
- 支出
銀行へのローン返済金額 60万円(元金40万円、利息20万円)
管理費等 12万円
管理業務委託費 72,000円
火災保険料 1万円
固定資産税 12万円
修繕費 8万円 - 減価償却費 33万円
- 308,000円
- 438,000円
- 508,000円
- 838,000円
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正解 3
分野
科目:E.不動産細目:6.不動産の賃貸
解説
不動産所得は「総収入金額-必要経費」で求めます。
[総収入金額]
賃料収入144万円が該当します。
[必要経費]
不動産所得を得るために支出した費用及び減価償却費の合計です。<資料>の支出のほぼすべてが必要経費となりますが、銀行へのローン返済金額のうち"元金返済部分40万円"は借りていたお金を返しただけなので経費にはなりません。
必要経費の合計は、
20万円+12万円+7.2万円+1万円+12万円+8万円+33万円=932,000円
[不動産所得の金額]
1,440,000円-932,000円=508,000円
したがって[3]が正解です。
[総収入金額]
賃料収入144万円が該当します。
[必要経費]
不動産所得を得るために支出した費用及び減価償却費の合計です。<資料>の支出のほぼすべてが必要経費となりますが、銀行へのローン返済金額のうち"元金返済部分40万円"は借りていたお金を返しただけなので経費にはなりません。
必要経費の合計は、
20万円+12万円+7.2万円+1万円+12万円+8万円+33万円=932,000円
[不動産所得の金額]
1,440,000円-932,000円=508,000円
したがって[3]が正解です。
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