FP2級 2019年5月 実技(FP協会:資産設計)問35(改題)
問35
FPの落合さんは、まず現時点における佐野家(俊彦さんと晴美さん)のバランスシート分析を行うこととした。下表の空欄(ア)に入る数値を計算しなさい。万円 |
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正解
3,710(万円) |
分野
科目:A.ライフプランニングと資金計画細目:3.ライフプランニングの考え方・手法
解説
ライフプランニングを行うにあたり、一定時点の資産と負債のバランスを見るために有効なのが「バランスシート」です。資産および負債は時価で記入します。
バランスシートの純資産額は「資産-負債」で求められ、トータルのバランスシートは一家の合計額が対象になります。
〔資産〕
2,410+740+2,660+3,650+340+210=10,010万円
〔負債〕
返済しなくてはならないものです。
1,700+120+4,480=6,300万円
〈純資産〉
資産合計から負債合計を差し引いて正味の財産額を求めます。
10,010万円-6,300万円=3,710万円
以上より、(ア)の金額は3,710万円となります。
バランスシートの純資産額は「資産-負債」で求められ、トータルのバランスシートは一家の合計額が対象になります。
〔資産〕
- 金融資産 2,290万円+120万円=2,410万円
- 生命保険(解約返戻金相当額) 120万円+150万円+280万円+190万円=740万円
- 事業用資産 店舗・商品等 2,660万円
- 土地(自宅の敷地) 3,650万円
建物(自宅の家屋) 340万円 - その他(動産等) 180万円+30万円=210万円
2,410+740+2,660+3,650+340+210=10,010万円
〔負債〕
返済しなくてはならないものです。
- 住宅ローン 1,700万円
- 自動車ローン 120万円
- 事業用借入 4,480万円
1,700+120+4,480=6,300万円
〈純資産〉
資産合計から負債合計を差し引いて正味の財産額を求めます。
10,010万円-6,300万円=3,710万円
以上より、(ア)の金額は3,710万円となります。
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