FP2級 2019年5月 実技(FP協会:資産設計)問34

【この問題にはが用意されています。読んでから回答してください。】

問34

政彦さんは、労働者災害補償保険(以下「労災保険」という)について、FPの榎田さんに質問をした。労災保険の概要に関する下表の空欄(ア)~(エ)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
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  1. 空欄(ア)にあてはまる語句は、「アルバイト・パートタイマー等は除かれる」である。
  2. 空欄(イ)にあてはまる語句は、「労働者は医療費の1割を負担する」である。
  3. 空欄(ウ)にあてはまる語句は、「その全額を事業主が負担する」である。
  4. 空欄(エ)にあてはまる語句は、「業種にかかわらず一律である」である。

正解 3

分野

科目:A.ライフプランニングと資金計画
細目:4.社会保険

解説

  1. 不適切。労災保険が適用される労働者は、労災保険の適用事業の事業主に使用される全従業員となります。アルバイト・パートタイマー・日雇労働者・外国人労働者などを含みます。
  2. 不適切。ケガや病気による療養補償給付は、労災指定病院等で療養補償給付を受けた場合、現物給付が行われます。医療機関窓口での労働者の自己負担はありません
  3. [適切]。労災保険の保険料は、全額を事業主が負担します。
  4. 不適切。労災保険の保険料は、業種ごとに保険料率が決められいます。労災の発生率の高い業種ほど高い保険料率が設定されています。
したがって適切な記述は[3]です。