FP2級過去問題 2019年9月学科試験 問25

問25

株式の信用取引に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
  1. 信用取引とは、投資家が証券会社に委託保証金を差し入れて、資金や株式を借りて行う売買取引である。
  2. 信用取引には、手元資金以上の取引を行うことが可能なレバレッジ効果がある。
  3. 信用取引では、委託保証金を差し入れる場合、一定の条件の下で現金の代わりに株式や公社債などの有価証券をもって代用することもできる。
  4. 制度信用取引では、弁済までの期限や品貸料については証券取引所の規則により定められているが、対象となる銘柄は上場銘柄のうち各証券会社が選定している。

正解 4

問題難易度
肢17.1%
肢213.4%
肢314.2%
肢465.3%

解説

  1. 適切。信用取引とは、顧客が一定の委託保証金を証券会社に担保として預けることにより、買付資金または売付証券を借りて取引を行う売買方式です。
  2. 適切。レバレッジ効果とは、商品先物取引やFXにおいて、委託保証金(委託証拠金)を担保にした信用取引を行うことで少ない資金で大きな投資効果を得ることです。仮に委託保証金率を30%とすると委託保証金額の約3.3倍までの取引が可能となります。
  3. 適切。委託保証金は、現金以外に上場株式やETF・公社債など一定の有価証券で代用することができます。ただし、非上場株式で代用することはできません。
  4. [不適切]。制度取引において対象となる銘柄は、取引所が定める基準に合う銘柄のみとなります。前半の、証券取引所の規則によって品貸料や弁済期限が定められているという記述は適切です。
したがって不適切な記述は[4]です。