FP2級 2019年9月 実技(FP協会:資産設計)問2
問2
ファイナンシャル・プランニングのプロセスに従い、次の(ア)~(カ)を6つのステップの順番に並べ替えたものとして、最も適切なものはどれか。- 顧客の目標を達成するために必要なプランを作成し、顧客に提案書を提示して説明を行う。
- 顧客のキャッシュフロー表などを作成し、将来の財政状況の予測・分析等を行う。
- 顧客の家族構成などの環境の変化、税制や法律改正の内容を考慮し、定期的にプランの見直しを行う。
- 作成したプランに従い、顧客が行う金融商品の購入、不動産売却等の実行を支援する。
- 顧客にファイナンシャル・プランニングで提供するサービス内容や報酬体系などを説明し、了解を得る。
- 面談やヒアリングシートにより顧客および家族の情報、財政的な情報等を収集し、顧客の財政的な目標を明確化する。
- (オ)→(カ)→(イ)→(ア)→(エ)→(ウ)
- (オ)→(カ)→(イ)→(エ)→(ア)→(ウ)
- (カ)→(イ)→(オ)→(ア)→(エ)→(ウ)
- (カ)→(イ)→(オ)→(エ)→(ア)→(ウ)
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正解 1
分野
科目:A.ライフプランニングと資金計画細目:1.ファイナンシャル・プランニングと倫理
解説
顧客に適切に説明するうえで、顧客との関係確立からプランの提案および実行に至るまで正しいプロセスを進む必要があります。そのため、以下のような「FPプロセスの6ステップ」を実践することが求められています。
- ①顧客との関係確立とその明確化
- 顧客との関係を確立し、業務契約範囲を明確化する。
- ②顧客データの収集と目標の明確化
- 顧客のデータを収集して、顧客の生活上の目標から経済面での目標を明確化する。
- ③顧客のファイナンス状態の分析と評価
- 収集した顧客情報を基に、キャッシュフロー表やバランスシートを作成し、現状分析や将来の予測等を行う。
- ④ファイナンシャル・プランの検討・作成と提示
- 顧客ニーズに適合するプランを検討し、資料の作成と提示・説明を行う。
- ⑤ファイナンシャル・プランの実行援助
- プランの実行のための適切な商品とサービスを明確にし提示およびアドバイスを行う。
- ⑥ファイナンシャル・プランの定期的見直し
- 外部環境や家庭環境の変化等に合わせてプランを定期的に見直す。
- (オ)顧客にファイナンシャル・プランニングで提供するサービス内容や報酬体系などを説明し、了解を得る。
- (カ)面談やヒアリングシートにより顧客および家族の情報、財政的な情報等を収集し、顧客の財政的な目標を明確化する。
- (イ)顧客のキャッシュフロー表などを作成し、将来の財政状況の予測・分析等を行う。
- (ア)顧客の目標を達成するために必要なプランを作成し、顧客に提案書を提示して説明を行う。
- (エ)作成したプランに従い、顧客が行う金融商品の購入、不動産売却等の実行を支援する。
- (ウ)顧客の家族構成などの環境の変化、税制や法律改正の内容を考慮し、定期的にプランの見直しを行う。
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