FP2級 2019年9月 実技(FP協会:資産設計)問4

問4

西山さんは、保有しているHM投資信託(追加型国内公募株式投資信託)の収益分配金を2020年8月に受け取った。HM投資信託の運用状況が下記<資料>のとおりである場合、収益分配後の個別元本として、正しいものはどれか。

<資料>
[西山さんが保有するHM投資信託の収益分配金受取時の状況]
収益分配前の個別元本:13,690円
収益分配前の基準価額:13,730円
収益分配金:150円
収益分配後の基準価額:13,580円
  1. 13,580円
  2. 13,620円
  3. 13,650円
  4. 13,690円

正解 1

分野

科目:C.金融資産運用
細目:10.金融商品と税金

解説

株式投資信託の収益分配金には普通分配金元本払戻金特別分配金)の2種類があり、その区別は個別元本と分配落ち後の基準価額の関係で決まります。具体的には、下図のように分配落ち後の基準価額に収益分配金を足したときに、個別の元本を上回る部分が「普通分配金」となり、それ以外の部分は「特別分配金」となります。
左図のように普通分配金だけの場合には個別元本の額は変化しませんが、右図のように特別分配金が支払われた場合には収益分配後の個別元本の額は特別分配金の額だけ減ることになります。

本問では「収益分配前の基準価額>収益分配前の個別元本」なので、
  • 普通分配金=13,730円-13,690円=40円
  • 特別分配金=150円-40円=110円
となります。

収益分配後の個別元本は、「収益分配前の個別元本-特別分配金」で計算するので、

 13,690円-110円=13,580

以上より[1]が正解です。