FP2級過去問題 2020年1月学科試験 問25

問25

下記<A社のデータ>に基づき算出されるA社株式の投資指標に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
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  1. PER(株価収益率)は、30.0倍である。
  2. PBR(株価純資産倍率)は、7.5倍である。
  3. ROE(自己資本当期純利益率)は、40.0%である。
  4. 配当性向は、60.0%である。

正解 3

問題難易度
肢111.0%
肢216.4%
肢356.6%
肢416.0%

解説

  1. 適切。PER(株価収益率)は、「株価÷1株当たり当期純利益」で計算します。A社の株価は3,000円、1株当たり当期純利益は「150億円÷1.5億株=100円」ですから、

     3,000円÷100円=30倍

    よって記述は適切です。
  2. 適切。適切。PBR(株価純資産倍率)は、「株価÷1株当たり純資産」で計算します。A社の株価は3,000円、1株当たり純資産は「600億円÷1.5億株=400円」ですから、

     3,000円÷400円=7.5倍

    よって記述は適切です。
  3. [不適切]。ROE(自己資本当期純利益率)は、「当期純利益÷純資産×100」で計算します。A社の当期純利益は150億円、自己資本は600億円ですから、

     150億円÷600億円×100=25%

    よって記述は誤りです。
  4. 適切。配当性向は、「年間配当金総額÷当期純利益×100」で計算します。A社の年間配当金総額は90億円、当期純利益は150億円ですから、

     90億円÷150億円×100=60%

    よって記述は適切です。
したがって不適切な記述は[3]です。