FP2級 2020年1月 実技(金財:個人)問4

【この問題にはが用意されています。読んでから回答してください。】

問4

Mさんは、Aさんに対して、X社債および米ドル建定期預金に係る留意点について説明した。Mさんが説明した次の記述①~③について、適切なものには○印を、不適切なものには×印を解答用紙に記入しなさい。
  1. 「X社債の格付は、A(シングルA)と評価されています。一般に、BBB(トリプルB)格相当以上の格付が付されていれば、投資適格債とされます」
  2. 「円建ての債券投資では、信用リスクや金利リスクに注意が必要です。一般に、市場金利が低下する局面では、債券価格は下落します」
  3. 「外貨預金の魅力は、円建ての預金と比べて相対的に金利が高いことにあります。《設例》の米ドル建定期預金の場合、Aさんが満期時に受け取ることができる利息額(税引前)は、900米ドルになります」

正解 
××

分野

科目:C.金融資産運用
細目:4.債券投資

解説

  1. 〇適切。一般的に、格付けの高い債券ほど利回りは低く、格付けの低い債券ほど利回りは高くなり、BBB相当以上の格付けを信用度が比較的良好だと考えられる「投資適格債券」、BB相当以下を信用度が低いと考えられる「投機的債券(投資不適格債券)」といいます。
    シングルAはBBBより上の格付なので「投資適格債券」と評価されます。
  2. ×不適切。円建て債券は原則、「購入時の支払い」「利金・償還金の受取り」ともに円で行われますが、市場金利が低下する局面では債券価格は上昇します。発行時に設定された利率が一定のため、価格の方が上昇することで、満期までのトータルの価値が金利低下に見合うように調整されるためです。
  3. ×不適切。50,000米ドルを、年利1.8%で3ヵ月(1/4年)預け入れた場合、利息額は「50,000米ドル×1.8%×1/4年=225米ドル」です。