FP2級 2021年1月 実技(FP協会:資産設計)問5
問5
下記<資料>に関する次の記述の空欄(ア)、(イ)にあてはまる語句の組み合わせとして、正しいものはどれか。<資料>
[販売用資料]
- TA株式会社
- 2028年1月25日満期 米ドル建て社債
- 期間
- 3年
- 利率
- 年1.70%(米ドルベース)
- 売出期間
- 2025年1月12日~2025年1月25日
- 売出価格
- 額面金額の100%
- お申込み単位
- 額面金額1,000米ドル単位
- 利払日
- 毎年3月、9月の各26日(利払い日が休日の場合は翌営業日)/年2回
- 受渡日
- 2025年1月26日
- 償還日
- 2028年1月26日
- 格付
- BBB(スタンダード・アンド・プアーズ[S&P]社
- 適用される為替レート(1米ドル)が110.00円の場合、この債券の最低単位の購入代金は(ア)となる。
- この債券は(イ)に分類される。
- (ア)11万円 (イ)投資適格債
- (ア)11万円 (イ)投機的格付債
- (ア)110万円 (イ)投資適格債
- (ア)110万円 (イ)投機的格付債
広告
正解 1
分野
科目:C.金融資産運用細目:4.債券投資
解説
〔(ア)について〕
申込み単位が額面金額1,000米ドルなので、適用される為替レートが1米ドル=110.00円で売出価格=額面金額であれば、最低単位の購入代金は「1,000米ドル×110円=11万円」となります。
〔(イ)について〕
第三者機関の格付会社が債券の発行会社の信用度を判定する格付はAAAからDまでに分けられますが、BBB以上の格付けの債券は投資適格債といいBB以下の債券は投機的格付債(投資不適格債)といいます。設問の債券の格付はBBBなので、投資適格債に分類されます。
したがって、適切な組合せは[1]です。
申込み単位が額面金額1,000米ドルなので、適用される為替レートが1米ドル=110.00円で売出価格=額面金額であれば、最低単位の購入代金は「1,000米ドル×110円=11万円」となります。
〔(イ)について〕
第三者機関の格付会社が債券の発行会社の信用度を判定する格付はAAAからDまでに分けられますが、BBB以上の格付けの債券は投資適格債といいBB以下の債券は投機的格付債(投資不適格債)といいます。設問の債券の格付はBBBなので、投資適格債に分類されます。
したがって、適切な組合せは[1]です。
広告