FP2級 2021年1月 実技(金財:生保)問6
問6
最後に、Mさんは、Aさんに対して、健康保険の傷病手当金について説明した。Mさんが説明した以下の文章の空欄①~③に入る最も適切な語句または数値を、下記の〈語句群〉のなかから選び、その記号を解答用紙に記入しなさい。「Aさんが業務外の事由による負傷または疾病の療養のために労務に服することができず、連続して一定期間以上休業し、かつ、(①)日目以降の休業した日について事業主から賃金の支払がない場合、所定の手続により、(①)日目以降の休業した日について、傷病手当金が支給されます。
傷病手当金の支給額は、休業1日につき、原則として、傷病手当金の支給を始める日の属する月以前の直近の継続した12カ月間の各月の標準報酬月額を平均した額の30分の1に相当する額の(②)に相当する額となります。
傷病手当金の支給期間は、同一の疾病または負傷およびこれにより発した疾病に関しては、その支給を始めた日から起算して通算(③)が限度です」
- イ.2
- ロ.3
- ハ.4
- ニ.3分の1
- ホ.2分の1
- ヘ.3分の2
- ト.1年
- チ.1年6カ月
- リ.2年
① | ② | ③ |
広告
正解
① | ② | ③ |
ハ | ヘ | チ |
分野
科目:A.ライフプランニングと資金計画細目:4.社会保険
解説
〔①について〕
傷病手当金は、健康保険の被保険者が、業務外の事由による病気やケガの療養のために仕事に就くことができず、連続して3日間会社を休んだとき、4日目以降の賃金支払いのない日について支給されます。
よって、正解は[ハ]の4(日目以降)になります。
〔②について〕
傷病手当金の1日当たりの支給額は、支給開始月以前の直近12カ月の賃金から算定した標準報酬日額の3分の2に相当する額となります。よって、正解は[ヘ]の3分の2になります。
〔③について〕
傷病手当金が支給される期間は、支給開始した日から通算して最長1年6カ月です。
よって、正解は[チ]の1年6カ月になります。
傷病手当金は、健康保険の被保険者が、業務外の事由による病気やケガの療養のために仕事に就くことができず、連続して3日間会社を休んだとき、4日目以降の賃金支払いのない日について支給されます。
よって、正解は[ハ]の4(日目以降)になります。
〔②について〕
傷病手当金の1日当たりの支給額は、支給開始月以前の直近12カ月の賃金から算定した標準報酬日額の3分の2に相当する額となります。よって、正解は[ヘ]の3分の2になります。
〔③について〕
傷病手当金が支給される期間は、支給開始した日から通算して最長1年6カ月です。
よって、正解は[チ]の1年6カ月になります。
広告