FP2級 2021年5月 実技(FP協会:資産設計)問4

問4

下記<資料>の債券を取得日から4年後に売却した場合における所有期間利回り(単利・年率)を計算しなさい。なお、手数料や税金等については考慮しないものとする。また、解答に当たっては、解答用紙に記載されている単位に従うこと(解答用紙に記載されているマス目に数値を記入すること)。

<資料>
表面利率:年1.25%
額面:100万円
購入価格:額面100円につき100.00円
売却価格:額面100円につき102.00円
所有期間:4年

正解 

 1.75(%)

分野

科目:C.金融資産運用
細目:4.債券投資

解説

債券の利回りは、設問で与えられている数値を以下の式に当てはめて計算します。
3/400.png/image-size:436×86
本問では、表面利率1.25%の債券を100円で購入し、4年所有した後に102円で売却するので、以下のような算式になります。
04_2.png/image-size:451×63
分母の"100"と"×100"で約分できるので、分子部分を計算するだけで答えを出すことができます。

 1.25+102-1004
=1.25+0.5=1.75

よって、1.75%が正解です。