FP2級 2021年9月 実技(FP協会:資産設計)問30(改題)

【この問題にはが用意されています。読んでから回答してください。】

問30

哲也さんは、iDeCo(個人型確定拠出年金)とNISAのつみたて投資枠についてFPの三上さんに質問をした。三上さんがiDeCoとつみたてNISAの概要を説明する際に使用した下表の空欄(ア)~(ウ)に入る適切な語句または数値を語群の中から選択し、その番号のみを解答欄に記入しなさい。なお、本問において、特定非課税累積投資契約に係る少額投資非課税制度をNISAといい、NISA口座内に設定される特定累積投資勘定をつみたて投資枠という。
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  1. 1.14.4
  2. 2.27.6
  3. 3.60
  4. 4.65
  5. 5.70
  6. 6.81.6
  7. 7.5年
  8. 8.20年
  9. 9.無期限
(ア)(イ)(ウ)

正解 

(ア)(イ)(ウ)
693

分野

科目:C.金融資産運用
細目:10.金融商品と税金

解説

〔(ア)について〕
iDeCo(個人型確定拠出年金)の拠出限度額は、加入者の属性により異なります。自営業者(第1号被保険者)の年間拠出限度額は、国民年金基金または付加保険料と合算して年間81.6万円になります。
よって、正解は[6]の81.6万円になります。
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〔(イ)について〕
2024年以降のNISA制度では非課税期間が無期限化されました。これにより、非課税保有限度額の範囲内でNISA口座に受け入れた金融商品に係る配当金等や譲渡益は、生涯を通じて非課税となります。
よって、正解は[9]の無期限になります。

〔(ウ)について〕
iDeCoは、老後の資産形成を目的とした年金制度のため、原則として、60歳になるまでは資産を引き出すことはできません。
よって、正解は[3]の60歳になります。