FP2級 2021年9月 実技(FP協会:資産設計)問39
問39
SA社で正社員として勤務している翔子さんは、65歳以上の高年齢者が失業した場合の雇用保険の求職者給付について、FPの横川さんに質問をした。横川さんが説明する際に使用した下表の空欄(ア)~(エ)にあてはまる語句の組み合わせとして、適切なものはどれか。- (ア)高年齢継続 (イ)高年齢雇用継続基本 (ウ)あり (エ)30日ごとに1回
- (ア)高年齢継続 (イ)高年齢求職者 (ウ)なし (エ)1回限り
- (ア)高年齢 (イ)高年齢雇用継続基本 (ウ)なし (エ)30日ごとに1回
- (ア)高年齢 (イ)高年齢求職者 (ウ)あり (エ)1回限り
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正解 4
分野
科目:D.タックスプランニング細目:2.所得税の仕組み
解説
〔(ア)について〕
雇用保険加入者のうち65歳以上の被保険者を、高年齢被保険者といいます。
雇用保険の適用拡大となった2017年(平成29年)1月1日以前は、高年齢継続被保険者と呼ばれていました。2020年3月までは経過措置として保険料の納付が免除されていましたが、2020年4月以降は保険料の徴収が開始されています。
〔(イ)について〕
高年齢被保険者が受け取る求職者給付は、高年齢求職者給付金といいます。高年齢求職者給付金は一般被保険者が受け取る基本手当と違って一時金であり、年金との併給が可能です。
〔(ウ)について〕
自己都合等で退職した場合は、基本手当と同じく、待期7日間のあと原則2ヵ月間の給付制限期間があります。
〔(エ)について〕
高年齢求職者給付金を受け取るために失業の認定を受ける必要がありますが、支給が一時金なので、失業の認定を受けるのも1回限りです。
したがって適切な組合せは[4]です。
雇用保険加入者のうち65歳以上の被保険者を、高年齢被保険者といいます。
雇用保険の適用拡大となった2017年(平成29年)1月1日以前は、高年齢継続被保険者と呼ばれていました。2020年3月までは経過措置として保険料の納付が免除されていましたが、2020年4月以降は保険料の徴収が開始されています。
〔(イ)について〕
高年齢被保険者が受け取る求職者給付は、高年齢求職者給付金といいます。高年齢求職者給付金は一般被保険者が受け取る基本手当と違って一時金であり、年金との併給が可能です。
〔(ウ)について〕
自己都合等で退職した場合は、基本手当と同じく、待期7日間のあと原則2ヵ月間の給付制限期間があります。
〔(エ)について〕
高年齢求職者給付金を受け取るために失業の認定を受ける必要がありますが、支給が一時金なので、失業の認定を受けるのも1回限りです。
したがって適切な組合せは[4]です。
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