FP2級 2021年9月 実技(金財:個人)問6(改題)
問6
Mさんは、Aさんに対して、NISAについて説明した。Mさんが説明した次の記述①~③について、適切なものには○印を、不適切なものには×印を解答用紙に記入しなさい。- 「2025年中に成長投資枠に受け入れることができる上場株式等の限度額(非課税枠)は年間240万円であり、その配当金や譲渡益等の非課税期間は、当該勘定が設けられた日の属する年の1月1日から一生涯です」
- 「NISA口座で購入した上場株式の配当金を非課税とするためには、配当金の受取方法として株式数比例配分方式を選択する必要があります」
- 「NISA口座で上場株式を購入し、長期の積立・分散投資を行う場合、つみたて投資枠を利用してください」
① | ② | ③ |
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正解
① | ② | ③ |
〇 | 〇 | × |
分野
科目:C.金融資産運用細目:10.金融商品と税金
解説
- 〇適切。成長投資枠は、国内外の上場株式や株式投資信託等を投資対象とし、年間240万円以内の範囲内で購入した金融商品から得られる運用益が、非課税保有限度額の範囲で一生涯非課税になる枠です。
- 〇適切。NISAで配当金や分配金を非課税にするためには、配当金の受取方法として「株式数比例配分方式」を選択する必要があります。株式数比例配分方式は、上場株式の配当金やETF、REITの分配金を証券口座で受け取る方法です。
- ×不適切。つみたて投資枠では上場株式を購入することはできません。つみたて投資枠の対象銘柄は、購入時と売却時の手数料がゼロ・分配金の支払いが頻繁ではない などの一定の水準を満たす、長期積立投資に適した公募株式投資信託(インデックス型・アクティブ型)とETF(上場株式投資信託)に限定されています。
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