FP2級 2022年1月 実技(FP協会:資産設計)問15
問15
馬場さんは、2024年12月末で25年9ヵ月勤め続けてきたHB株式会社を退職した(支給された退職一時金は1,500万円である)。馬場さんの退職一時金に係る退職所得の金額として、正しいものはどれか。なお、「退職所得の受給に関する申告書」は適正に提出している。また、馬場さんは、勤務先の役員であったことはなく、退職は障害者になったことに基因するものではない。- 140万円
- 175万円
- 280万円
- 350万円
広告
正解 1
分野
科目:D.タックスプランニング細目:3.各種所得の内容
解説
退職所得の金額は、(退職に係る収入金額-退職所得控除額)×1/2の算式で計算します。退職所得控除額は、勤続年数によって異なり下表のようになっています。まず退職所得控除額を求めます。退職一時金支給時のAさんの勤続年数は25年9カ月ですので、切り上げて26年で計算します。
800万円+(70万円×(26年-20年))=1,220万円
退職一時金の額は1,500万円ですので、退職所得の金額は、
(1,500万円-1,220万円)×1/2=140万円
したがって[1]が正解です。
800万円+(70万円×(26年-20年))=1,220万円
退職一時金の額は1,500万円ですので、退職所得の金額は、
(1,500万円-1,220万円)×1/2=140万円
したがって[1]が正解です。
広告