FP2級 2022年9月 実技(FP協会:資産設計)問3

問3

下記<資料>に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
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  • 各項目においてカッコの中で示されている+、-、▲等は、前営業日との比較
    (日本経済新聞朝刊 2022年1月22日(土)21面)
  1. 21日の日経平均株価は、前営業日(の終値)に比べてマイナスで推移した。
  2. 21日の債券市場では、新発10年国債の価格(終値)は前営業日に比べて下落した。
  3. 21日の無担保コール翌日物金利(速報)は、前営業日に比べて上昇した。
  4. 21日の外国為替市場の円相場(終値)は、米ドルに対し前営業日より円高であった。

正解 2

分野

科目:C.金融資産運用
細目:5.株式投資

解説

  1. 適切。左上のグラフを見ると、前日終値が点線で示されています。21日のチャートは点線より下なので、前日終値よりも低く推移したことがわかります。
  2. [不適切]。右上の<金利>欄を見ると、新発10年国債の利回りは前日比で-0.010とマイナスになっています。債券の利回りと価格は逆相関の関係にありますから、利回りがマイナスになっている分だけ、国債の価格は上昇したことがわかります。
  3. 適切。右上の<金利>欄を見ると、無担保コール翌日物金利は-0.020%で、カッコの中の前営業日との比較では+0.005と上昇していることがわかります。
  4. 適切。左下の<外為市場>欄を見ると、21日の米ドル/円相場の終値は113.86-113.87で、前日の114.39-114.40と比べると円高になっていることがわかります。
したがって不適切な記述は[2]です。