FP2級 2023年1月 実技(FP協会:資産設計)問4

問4

下記<資料>の債券を満期(償還)時まで保有した場合の最終利回り(単利・年率)を計算しなさい。なお、手数料や税金等については考慮しないものとし、計算結果については小数点以下第4位を切り捨てること。また、解答に当たっては、解答用紙に記載されている単位に従うこと(解答用紙に記載されているマス目に数値を記入すること)。

<資料>
表面利率:年0.10%
買付価格:額面100円につき99.62円
発行価格:額面100円につき100.00円
償還までの残存期間:8年

正解 

 0.148(%)

分野

科目:C.金融資産運用
細目:4.債券投資

解説

債券の利回りは、設問で与えられている数値を以下の式に当てはめて計算します。
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最終利回りとは、既に発行されている債券を中途購入し、償還まで保有したときの利回りですので、購入金額は買付金額の99.62円、売却金額は額面通り100円で計算します。
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実際に数値を当てはめて計算すると以下のようになります。
04_3.png/image-size:418×69
式が複雑なので、まず分子部分を計算します。

 0.1+(100-99.62)÷8
=0.1+0.0475=0.1475

求めた分子部分を分母(購入価格)で除し、100を乗じてパーセント(%)単位にします。

 0.1475÷99.62×100=0.1480…%
(小数点以下第4位切り捨て)0.148%

よって、0.148%が正解です。