FP2級 2023年1月 実技(FP協会:資産設計)問6

問6

下記<資料>に関する次の記述の空欄(ア)、(イ)にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
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  • PX株式のPBR(株価純資産倍率)は、()倍である。
  • PX株式とPY株式の配当利回りを比較した場合、()株式の方が高い。
  1. (ア)0.95 (イ)PX
  2. (ア)0.95 (イ)PY
  3. (ア)1.05 (イ)PX
  4. (ア)1.05 (イ)PY

正解 4

分野

科目:C.金融資産運用
細目:5.株式投資

解説

〔(ア)について〕
PBR(株価純資産倍率)は、株価が1株当たり純資産の何倍であるかを示す指標で、以下の式で求めます。

 PBR(倍)=株価÷1株当たり純資産

PX社の株価は840円、1株当たり純資産は800円なので、

 PBR(倍)=840円÷800円=1.05

〔(イ)について〕
配当利回りは、株価に対する1株当たり年間配当金の割合を示す指標で、以下の式で求めます。

 配当利回り(%)=1株当たり年間配当金÷株価×100

両社の配当利回りはそれぞれ
  • PX株式 10円÷840円×100=1.19…%
  • PY株式 80円÷5,200円×100=1.53…%
よって、配当利回りはPY株式の方が高いです。

したがって適切な組合せは[4]となります。