FP2級 2023年1月 実技(FP協会:資産設計)問8

問8

建築基準法に従い、下記<資料>の土地に建物を建てる場合の建築面積の最高限度を計算しなさい。なお、<資料>に記載のない条件については一切考慮しないこととする。また、解答に当たっては、解答用紙に記載されている単位に従うこと。
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正解 

 156(㎡)

分野

科目:E.不動産
細目:3.不動産に関する法令上の規制

解説

建築面積の最高限度は「敷地面積×建蔽率」で求めます。建物が2つの異なる用途地域にまたがるときは、それぞれの用途地域ごとの最高限度を合計します。

本問では建蔽率の緩和やセットバックを考慮する必要がないので、各部分ごとに建築面積の限度を計算して合計するだけです。
  1. 準住居地域の部分
    180㎡×60%=108㎡
  2. 近隣商業地域の部分
    60㎡×80%=48㎡
  3. 建蔽率の上限となる建築面積
    108㎡+48㎡=156㎡
したがって、正解は156㎡です。